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2014年11月25日(火)

激変 政党構図

南関東ブロック

消費税・基地…自共が対決

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 衆院南関東ブロック(神奈川、千葉、山梨3県)で、日本共産党は、比例区(定数22)で2議席獲得をめざし、さらに3議席目に挑戦します。

 小選挙区では、全33選挙区に候補者を擁立し、自民・公明の候補者と全面対決します。

 同ブロック選出の自民党議員には、菅義偉官房長官(神奈川2区)、甘利明経済再生担当相(同13区)ら安倍政権の暴走政治を支える議員がずらり。

 共産党は「南関東ブロックでの大躍進で安倍政権の暴走をストップさせ、国民の声が生きる新しい政治をつくろう」と、宣伝と対話・支持拡大に全力で取り組んでいます。

 共産党以外の野党各党は、混迷しています。前回総選挙で、比例・小選挙区あわせて31議席減らし8議席になった民主党は、候補者擁立も遅れています。神奈川12区では日本未来の党から立候補し比例で当選した現職を推すなど急ごしらえの「選挙協力」に望みを託す状況です。

 前回比例で約144万票取った維新、約95万票のみんなの党など「第三極」は四分五裂。前回、比例・小選挙区合わせて5議席獲得した、みんなの党は解党を決定。比例区で当選した現職が山梨1区で民主党から立候補を予定するなど所属議員は生き残りに必死です。日本維新の会も、維新の党と次世代の党に分裂し、支持率は低迷しています。

 国民の声を聞かない暴走政治への不安や怒りは、同ブロックでも高まっています。安倍首相が消費税再増税の延期と衆院解散を表明した翌日、19日付の地方紙は増税問題を大きく取り上げました。千葉日報は、県民16人の声を掲載。11人は消費税再増税に反対し「8%に増税され商売に大きな影響が出ている」「再増税されたら消費者はますます物を買わなくなる」など切実な声を報じています。

 こうした不安にこたえ、共産党は「消費税再増税は延期でなく、きっぱり中止を」と主張し、消費税増税に頼らない経済・財政の改革ビジョンを提示しています。

 南関東では米軍の訓練の激化や基地の強化が進められ、住民の中に不安が広がっています。

 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが7月以降、神奈川県の厚木基地や横須賀基地で訓練を繰り返し、山梨県の北富士演習場では離着陸訓練を実施。千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地をオスプレイの整備拠点にする計画も明らかになりました。

 日本共産党南関東ブロックの浮揚幸裕責任者代理(千葉県委員長)は「消費税でも、基地問題でも、国民の立場で安倍政権の暴走と対決しているのは、日本共産党だけ。南関東ブロックで、志位和夫委員長の議席を確保し、はたの君枝予定候補を押し上げ、3議席に挑戦し、安倍政権に審判をくだそう」と訴えています。


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