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2014年7月4日(金)

住宅取り壊し強行

東京・江戸川区 スーパー堤防建設へ

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(写真)強制撤去の対象となった住宅=3日、東京都江戸川区

 東京都江戸川区は3日、税金の無駄遣いと批判される国の「スーパー堤防」事業に関連する土地区画整理事業で、対象となった同区北小岩1丁目の住宅6軒の強制撤去に向けた作業を強行しました。

 同事業に反対する「スーパー堤防・まちづくりを考える会」の住民ら約30人が抗議の声を上げる中、午前9時ごろに区の職員らが6軒のうち1軒に強制的に立ち入り、家財の確認などを行いました。区は残る5軒についても順次、強制撤去を検討するとしています。

 区は昨年12月、立ち退きに応じられない住民に「催告書」を送付。2月3日には「建築物等の除却について」と題する文書を送付するなど、住民の意向を無視して退去を迫っています。

 現地に駆けつけた日本共産党の小俣のり子区議は「不要不急なスーパー堤防事業を前提に、強制執行に踏み切るなどという暴挙は許せない」と批判しました。

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