2014年7月3日(木)
「躍進月間」目標総達成必ず
全国決起集会 山下推進本部長が報告
反戦平和の党の存在意義をかけ
日本共産党は２日、党本部で｢党創立９２周年･いっせい地方選勝利をめざす躍進月間｣(7月末まで)の目標総達成に向けた全国決起集会を開きました｡｢月間｣推進本部長の山下芳生書記局長が報告し､反戦･平和の党の存在意義をかけて目標を総達成しようと呼びかけました。集会は、党内通信やインターネットで各地で視聴されました。 （報 告）
 （写真）「躍進月間」目標総達成をめざしてがんばろうと唱和する全国決起集会の参加者＝２日、党本部 |
山下氏は冒頭、安倍政権が強行した集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に抗議、撤回を求めるとともに、数万の人で首相官邸前が埋め尽くされるなど、憲法９条を壊す歴史的暴挙に国民的決起が進んでいると指摘しました。
「海外で戦争する国」づくりの共犯者の姿をさらけ出した公明党など、各党の立場が透けて見えたと語り、空前のたたかいで安倍政権の軍国主義復活の野望を打ち砕こうと呼びかけました。
「閣議決定」の問題点を解明し、たたかいの方向を示した２日付の志位委員長の声明を身につけて、国民の中に打って出ようと訴えました。
そのうえで、反戦・平和の歴史を持つ日本共産党の特別の値打ちを強調。「躍進月間」で５、６月に確かな前進が開始され、総仕上げとなる７月に目標を総達成するため、二つの角度から取り組みの強化を提起しました。
第一は、党と国民が響きあう情勢が広がり、客観的にも主体的にも「月間」成功の条件があることです。「支部と党員に『月間』を正面から提起すれば、受け止めてくれるエネルギーがあります」と述べました。
第二は、目標総達成への飛躍のカギとなる全支部参加の運動です。
党機関や議員・候補、支部長、支部指導部が国民の中に打って出て国民の変化をつかみ、熱い政治指導をすること、本気になって全支部の運動にする構えと手だてをとることを強調しました。
最後に山下氏は、戦争か平和かの戦後最大の歴史的岐路を迎えているいま、反戦・平和の党の存在意義をかけて、全国２万の支部、３０万の党員の心に火をつけて「月間」目標を総達成しようと力強く訴えました。
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