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2014年6月18日(水)

軍事でなく外交努力を

集団的自衛権行使容認を批判

笠井衆院議員TV出演

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 日本共産党の笠井亮衆院議員は16日、BSフジの「プライムニュース」に出演し、安倍政権が進める集団的自衛権をめぐる協議について、「あまりに常軌を逸した乱暴さで閣議決定を強行しようとしている」と批判しました。

 保守層や自民党元幹部からも批判の声が出ていると述べ、「集団的自衛権を行使できないということは、戦後の歴代政権の国会答弁の積み重ねのなかで定着してきたもの。国民の声も聞かず、国会の論議もまともにせずに密室協議でやろうというのは憲法破壊の暴挙で許されない」と語りました。

 番組には民主党の大野元裕参院議員、維新の小沢鋭仁衆院議員もそれぞれ出演。党内の意見の違いについて問われた大野氏は「集団的自衛権の行使一般は反対だ」と釈明。小沢氏は「歯止め論が必要だ。自衛権を整備していこうということ」と行使容認を支持する考えを表明しました。これについて政治アナリストの伊藤惇夫氏が「歯止めや限定容認論だという言葉が飛び交っているが、抽象論でやりあっているような気がしてしょうがない」と述べました。

 キャスターの反町理氏が、中国や北朝鮮との緊張が高まっていることをどうするのかとの質問に笠井氏は「こちらも軍事で対応することは緊張感を高め、非常に危ない悪循環になる。周辺諸国含め外交努力をすべきだ」と強調。東南アジア諸国連合(ASEAN)や中南米で広がる平和的解決の流れに触れ「北東アジアでもこの流れをつくっていくことが大事だ。その方向での努力が必要になってくる」と話しました。


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