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2014年6月10日(火)

きょうの潮流

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 名は「千の鶴の会」。東京・大田区で生まれたばかりの「九条の会」です。平和への思いをこめながら、みんなで千羽鶴を折って広島や長崎に奉納します。12日に最初の例会を開きます▼以前、本欄で紹介した「おりづる9条の会」の会員だった水野只道(しどう)さんがブログを開設し、新たに会を立ち上げました。「おりづる〜」は京都の長岡京市にも生まれ、「コマクサの会」と名付けて現在12人の会員で活動しています▼“元祖”の「おりづる〜」をつくった星とくえさんは仲間のひろがりを喜びます。「平和を願い、いろんな場所で、いろんな人たちが一緒に鶴を折る。それが憲法9条を守り抜くことにつながればいい」▼日本国憲法を守るという一点で手をつなごう―。「九条の会」が発足してから、きょうで10周年を迎えます。この間、草の根からの運動は全国の地域、職場、学園に根を張りました。当初は数百だった会の数も、つかんでいるだけで7500をこえています▼国民の運動は世論を動かし、改憲勢力を追いつめてきました。しかしいま、ふたたび安倍政権がやみくもに走り出しています。戦争の反省にたった国のかたちが変えられてしまう危機。水野さんは「もっともっと、会の仲間を増やしたい」と意気込みます▼9条を守れ。その声を、さらに多くの人びとに伝え、力を結集するとき。「九条の会」の発足アピールは訴えます。「『改憲』のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めること」を。


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