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2014年5月22日(木)

大門氏、銀行任せ 批判

各行間金利の指標設定

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(写真)質問する大門実紀史議員=20日、参院財金委

 日本共産党の大門実紀史議員は20日の参院財政金融委員会で、銀行による貸出金利の指標になっているTIBOR(タイボー、東京銀行間取引金利)が高止まりしている実態を取り上げ、指標決定が銀行の裁量に任されている問題を指摘しました。

 タイボーは、メガバンクなど大手各行が「優良な銀行」同士の取引を想定した場合に考えられる金利を申告し、その数字の平均値として算出されます。

 大門議員は「あいまいな定義の銀行取引を前提にしており、銀行の裁量の余地が大きい」と述べ、さらに国際決済銀行(BIS)が昨年、「指標設定には極力、実際の取引データを使うべき」だと提言していることを紹介。裁量を排して、実際の取引重視で透明性の高い国際的な基準に沿った抜本改革を急ぐべきだと主張しました。

 麻生太郎金融担当相は「(現在出されている見直し案を超えた)さらなるものをやっていくことになると、その段階でもう一度考えなければいけないと思っている」と答えました。


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