2014年4月6日(日)
安倍暴走ノーは三島予定候補
衆院鹿児島2区補選 小池氏が訴え
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医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件での徳田毅議員の辞任に伴う衆院鹿児島2区補欠選挙(15日告示、27日投票)を前に、日本共産党の小池晃副委員長は5日、鹿児島市で開かれた演説会で、三島てらし予定候補(72)=新=の勝利をと訴えました。
朝のテレビ出演を終えて鹿児島入りした小池氏は、「『徳洲会マネー』にどっぷりつかってきたのが自民党。選挙に出る資格はない」と批判しました。また、消費税増税や社会保障改悪はじめ安倍政権が暴走を加速する分野に言及。自公や民主などの推薦候補が暴走政治を批判せず、「安倍政権にノーと言えるのは三島氏だけです」とのべ、支持を呼びかけました。
「再稼働一番手」に狙われる九州電力川内(せんだい)原発(薩摩川内市)では、火山災害の危険や住民置き去りの避難計画の問題を挙げ、「再稼働にはひとかけらの道理もない。再生可能エネルギーこそ希望ある道」と強調。環太平洋連携協定(TPP)について「農業と関連産業を含めた被害は4400億円。鹿児島の経済が壊滅する」と述べました。
三島氏は「安倍政権の暴走ストップへ、一点だけでなく二点、三点と共闘を広げたい」とあいさつ。来賓の「かごしま反原発連合有志」の岩井哲代表、鹿児島県民医連の税所(さいしょ)孝樹会長が激励しました。