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2014年3月24日(月)

大阪「出直し市長選」 橋下氏 大幅得票減

「都」構想見放す民意明確

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投票率23・59% 過去最低を更新

 大阪市を解体する「大阪都」構想の破綻に直面した橋下徹氏(日本維新の会共同代表)の身勝手な辞職に伴う「出直し市長選」が23日投開票され、橋下氏が前回票を大幅に減らし再選されました。投票率は過去最低だった28・45%(1995年)を大幅に下回る23・59%となりました。任期は来年12月までで「選挙」前と変わりません。

 日本共産党大阪府委員会の山口勝利委員長は開票結果について「『出直し選』への批判、都構想を見放す意思が明確に示された」と指摘。「都」構想は「きっぱり断念すべき」であり、橋下氏が主張する法定協の委員入れ替えは「到底許されない」と強調しました。

 今回の「出直し選」は、「都」構想が行き詰まるなか、橋下氏が議会側との議論を一方的に打ち切り、約6億円の税金を使って仕掛けた大義も道理もない暴挙でした。実施自体に市民多数が反対し、自公民各党が候補者擁立を見送るなか、日本共産党は「大阪都ノー・維新政治打破」を目指す共同を重視する立場から独自の候補者は擁立しない方針でのぞみ、「都」構想の害悪や「維新政治」の実態などを告発する取り組みに「大阪市をよくする会」とともに力を尽くしました。

 山口氏は、こうした方針と運動が市民の共感と理解をえて、政治的立場をこえた共同が広がったことを踏まえ、今後も一致するすべての政党・団体・個人と共同を追求し、新たなたたかいを前進させる決意を表明しています。


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