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2014年1月19日(日)

息吹 26回党大会

本当の復興 党の力で

岩手・宮城 被災地の親子代議員ら

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 日本共産党第26回大会の会場では、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城両県の代議員が顔を合わせ、震災復興を進めるためにも強く大きな党をつくろうとの決意を固めあいました。


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(写真)「被災地の復興に全力をあげたい」と語り合う(左から)藤倉さんと了介さん、田中さん、大槌町支部の中村光さん、鈴木さん=静岡県熱海市

 岩手県陸前高田市の藤倉泰治市議(63)=党気仙地区委員長=と次男の了介さん(32)は、親子で代議員に選ばれ、参加しました。藤倉市議は、「全国からの支援に感謝しています。党国会議員団の論戦で住宅再建支援制度を拡充するなど、被災地と党中央が一体となったたたかいはこれぞ共産党だと感じます。国の制度をもっと拡充させたい」と話します。

 了介さんは震災後、救援物資を届けたり被災者を訪問するなどの救援活動の中心で活躍。2011年6月、「傍観者でなく、社会を変える立場に立ちたい」と、入党を決意しました。

 初めて党大会会場に立った了介さんの最大の関心は、「いかに大きな党をつくるか」。

 「被災者、住民自身が動いて自分たちの声を政治に反映させないと、本当の復興にならないと思うんです。その後押しができるのは共産党。住民の大きな期待にこたえられるよう、若い世代の中でも党を大きくしたい」

 党岩手県宮古地区委員会は、「しんぶん赤旗」日刊紙と日曜版両方の読者数で4年前の前回党大会水準を突破。田中尚地区委員長(68)=党宮古市議団長=は、「被災者は津波で自宅を失い、生活が困難ですが、党の救援活動への信頼が力となって仮設住宅でも読者が増えています」と話します。

 党と住民との垣根が低くなり、高齢者がためらいなく入党しているのも特徴です。田中さんは、「有権者比0・5%の党員という党の成長・発展目標も達成し、復興を進める党の力を強めたい」と語りました。

 「震災復興は政治のゆがみをただすたたかいだというのは、私たちにとって本当にその通り。被災地では悪政の矛盾が噴き出ています」と話すのは、宮城県東部地区委員会副委員長の鈴木実さん(54)。国の支援が不十分なため、被災者の生業(なりわい)再建も住宅再建も遅れています。

 その中で、被災者から「今までずっと自民党だったけど共産党が近くなった」との声が上がるほど党への信頼が広がり、震災後130人の党員を増やしてきました。

 「被災者の声を集めて政治に届けられるのは私たち共産党だけ。その力を大きくするため、党員、読者数で震災前の水準を一刻も早く取り戻したい」


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