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2013年7月10日(水)

志位委員長、那覇の住民と懇談

9条と「沖縄の心」全力で守る

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(写真)小禄地区の住民と懇談する志位和夫委員長(中央左側)と仁比そうへい比例候補(左端)=9日、那覇市

 日本共産党の志位和夫委員長は9日、遊説先の那覇市の、がじゃんびら公園(同市小禄)で、地元住民と懇談し、沖縄戦や憲法9条への思いなどについて語り合いました。同公園は、いまだに米軍から返還されない那覇軍港が一望できます。志位さんは「憲法9条は2千万人のアジアの犠牲、310万人の日本国民、沖縄の地上戦、広島、長崎の犠牲を踏まえ、『世界平和の先駆けになる』と誓った国際公約です。守り抜くために頑張ります」と語りました。

 旧・小禄村具志は1953年、米軍の銃剣とブルドーザーによる土地強奪に、住民が座り込みやデモで粘り強くたたかった歴史があります。3月に「9条の会」を結成した小渡律子さん(68)は「土地を命がけで守ってきた先駆けの地です。正面から戦えるのは共産党だと信頼しています。平和憲法の危機を打開しないと、68年前のおびただしい血が報われません」と熱い思いを寄せました。

 赤嶺キクさん(82)は女学校当時、同地で「陣地づくり」に従事、沖縄戦で米軍艦で水平線が真っ黒になるほど包囲された光景を語り、「9条をいつまでも守ってほしい」。高校時代から復帰運動に取り組んだ高良洋さん(71)も眼下に広がる那覇軍港について「民間専用にすれば、新しい街づくりができ、若い人たちの就職にも那覇市の発展にもいい」といいます。

 一人ひとりの話に熱心に耳を傾けていた志位さんは「米軍の占領下で平和に生きる権利を奪われていた状態から、9条の恒久平和主義のもとで暮らす―それを願って本土復帰のたたかいが行われました。9条を壊す動きは『沖縄の心』に真っ向から反します。全力をあげて歴史の逆流は許さない立場で頑張ります」と語りました。


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