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2013年5月25日(土)

きょうの潮流

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 東京スカイツリーの開業から1年がたちました。併設の商業施設をあわせた入場者数は5千万人をこえ、当初の予想を大幅に上回るにぎわいをみせています▼地上450メートルの展望台まで上がった知人は、大都会を上から見下ろす不思議な感覚を味わったといいます。周りの住民からは「スカイツリーができてから空を見上げることが多くなった。天が近くなった感じ」という声も聞きました▼経済効果は数千億円との試算もあります。ところが、地元墨田区の商店街は逆に売り上げが落ち込んでいます。整備に区税が使われながら、店は客をとられ、そのうえ法人税は1円も区に入ってこない。もうけているのは親会社の東武鉄道など一部だけです▼墨田区の日本共産党区議団が実施した昨年のアンケート調査をみると、65%をこえる区民が「くらしが苦しくなった」と答えています。反対に良くなったという人はわずか2・6%。今後に不安を抱く人はじつに8割をこえます▼石原都政を継いだ猪瀬知事も都民の福祉や生活には冷たく、巨大開発には熱心です。東京の共産党演説会で志位委員長が話していました。1メートル1億円の外環道路780メートル分のお金があれば、3万人分の認可保育園を整備できると▼逆立ち都政とそれを支えるオール与党対日本共産党。今度の都議選の対決構図は鮮明です。参院選との連続勝利をめざす気迫にあふれた演説会。帰りのバスでは参加者がたたかう決意を語っていました。投票日まで、もう1カ月を切っています。


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