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2013年1月20日(日)

雇用と空の安全守ろう

裁判提訴2年 日航解雇撤回求め宣伝

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(写真)不当解雇撤回、控訴審勝利を訴えて宣伝するJAL不当解雇撤回裁判原告団と支援の人たち=19日、東京・有楽町駅前

 日本航空にパイロットと客室乗務員の解雇撤回を求める裁判提訴から2年となる19日、裁判原告団(パイロット・山口宏弥団長、客室乗務員・内田妙子団長)と支援者は東京・JR有楽町駅前で宣伝し、銀座をデモ行進しました。宣伝には110人、デモには140人が参加しました。

 大企業でリストラや賃下げが広がり、日航と全日空でボーイング787型機のトラブルや事故が相次ぐなか、「労働者の雇用と空の安全を守ろう」との訴えは共感を広げ、多くの人たちが署名に協力しました。

 岐阜県から写真展を見に上京していた男性(61)は、宣伝の様子を写真におさめ、「企業よりの政治が強まって心配しています。アベノミクスで、リストラがもっとひどくならないか」と話し、署名しました。

 「解雇の報道を見て、日航はおかしな会社だと思います。安全運航をしてもらいたい。そのために労働条件をちゃんとしてほしい」(38歳女性)、「LCC(格安航空会社)とか経費削減がはやりだけど、日航には客室乗務員の友人がいるんで、頑張ってほしい」(31歳男性)と原告団を激励していました。

 マイクを握った山口パイロット原告団長は「知識と経験と技術を長年積み上げたベテラン労働者あってこそ、安全が守られます」と訴えました。

 東京高裁で控訴審が行われています。2月7日にパイロット原告団、3月1日に客室乗務員原告団の第2回口頭弁論が行われる予定です。


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