「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年11月11日(日)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本の政治は憲法のもとで行われています。私たちの社会を形づくる法律は国会で決められ、そこでの議論は政治に民意を反映させるものです。それは憲政や議会政治といいます▼当たり前のようですが、仕組みができるまでに120年余を要しました。議会という概念が日本に入り始めたのは幕末のころ。明治維新後は憲法や議会を求める自由民権運動が起こります。1889年、ついに大日本帝国憲法が定められ、翌年11月に初の議会が開かれます▼しかし、権力をかさに着て国民を抑えつける政治への失望から軍部が台頭。日本は戦争への道に突き進んでいきます。そして戦後、新しい現行憲法のもとで議会政治は再出発をはたします▼そうした歩みを数々の資料でたどる展示会が今月30日まで衆議院の憲政記念館で開かれています。「昭和、その動乱の時代 議会政治の危機から再生へ」▼紆余(うよ)曲折の末につくられた現在の議会政治。いま、その舞台で問われているのは中身でしょう。内外に多くの難問を抱える日本をどうするか。打開の道は―。日本共産党は近づく総選挙を歴史的なたたかいと位置づけています。それは、民自公や「第三極」がしがみつく古い政治からの転換をめざしているからです▼そのために、経済や外交、原発問題をはじめ、あらゆる分野で対案を示して、国会でも大いに論戦してきました。「この党を躍進させてこそ、日本の明るい未来が開けます」(志位委員長)。国民の手に政治をとりもどすたたかいです。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって