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2012年9月5日(水)

沖縄の心一つに 大会成功へ

オスプレイ配備許すな

那覇市 県議・市町村長ら決起集会

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(写真)「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」成功への熱気に包まれた決起集会=4日、那覇市の自治会館

 9日の「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」(宜野湾市宜野湾海浜公園)成功を目指す決起集会が4日、那覇市で開かれました。大会実行委員会、県議、市町村長、市町村議会議長・議員ら約200人が一堂に会して、オスプレイ配備を押し付ける日米両政府に満身の怒りをぶつけ、会場は大会成功への熱気に包まれました。

 大会実行委員会の共同代表5氏があいさつ。喜納昌春県議会議長は「オスプレイ配備反対の県民の怒りを大会に集中させ、横暴を極める米国の軍事支配をやめさせよう」と呼びかけました。照屋義実県商工会連合会会長は「“オール沖縄”の声に応えるために経済界を代表して就任した。自動車産業界では欠陥があれば即リコールだ。オスプレイ反対は県民の最大のマジョリティー(多数派)だ」と力説しました。平良菊県婦人連合会会長は「米国内では安全性や環境、騒音の問題からオスプレイの飛行が中止になった。それなのに日本政府は国民の命を守るのではなく、危険にさらそうとしている。子を産み育てる女性たちは“殺人マシーン”の配備を絶対許さない」と語気を強めました。

 決意表明で市議会議長会会長の永山盛廣那覇市議会議長は「『親切・丁寧に説明する』と言うが、それで事件・事故がなくなるとでもいうのか。県民は命懸けで反対しているのに政府はまるで人ごとだ。日米安保は一方的で対等ではない」と政府の対応を厳しく批判しました。

 北部町村会会長の儀部(ぎぶ)剛金武町長は「アメリカに追随し、主体性のない日本政府に心の底から怒りを感じる。沖縄の心を一つに県民大会を成功させ、戦後67年間の基地問題への総意を突きつけよう」と訴えました。

 集会には日本共産党の赤嶺政賢衆院議員(九州・沖縄ブロック比例予定候補、沖縄1区重複)が来賓として出席しました。

 集会後、参加者は県庁前ひろばで県民大会成功に向けた街頭募金を呼びかけました。


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