2012年7月8日(日)
原発いらない 一緒に変えよ
♪東京・渋谷♪
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関西電力大飯原発(福井県おおい町)再稼働に反対し、全ての原発の廃炉を求める青年やミュージシャンらは7日、東京都渋谷区でデモをおこない市民にアピールしました。楽器を演奏し、ミュージシャンのコールに合わせて「原発いらない。いっしょに変えよう」と訴えると注目が集まりました。
首相官邸前で抗議行動を呼びかけている首都圏反原発連合に加盟する、NO NUKES MORE HEARTS(ノー ニュークス モア ハーツ)が主催。デモに先立って代々木公園のけやき並木で集会が開かれ、主宰のミサオ・レッドウルフさんが「首相官邸前では抗議の声がうずまいている。渋谷、原宿の街にも反原発をアピールしよう」と呼びかけました。
「1人では敷居が高くてこられなかったけど」と話す女性(27)は、友人に誘われてデモに初参加。友人2人と夫と一緒に岩手県盛岡市から夜行バスで来ました。「市民がやれることは、原発反対を身近な人に伝えていくことだ」と話しました。
公務員と話す女性(35)は「国民のことを考えていない政府に黙っていられないという人が増えている。稼働されたのは一つ。これを止めればひき戻すことができる」と話しました。
デモを見ていた高1男子は「訴えがすごく胸に響く。国民が納得していないのに無理やり再稼働するのはおかしい」と語りました。