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2012年5月22日(火)

飲酒・ひき逃げ事件で有罪

元「維新」市議辞職せず

堺市議会議員総会

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 飲酒・ひき逃げ事件を引き起こした「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)に所属していた西井勝堺市議の問題で市議会議員総会が21日、開かれ、日本共産党の城勝行市議団長はただちに辞職するよう求めました。

 西井氏は1月1日午後、自動車を運転中、大阪狭山市の交差点を左折してミニバイクと衝突。運転していた女性にけがを負わせ、そのまま逃走しました。

 共産党市議団が提案した辞職勧告決議案は3月23日、全会一致で可決。大阪地裁堺支部は4月11日、道路交通法違反と自動車運転過失傷害罪で懲役10月を命じていました。

 各会派からの質問で、西井氏は「金杯で酒を3杯飲んだ」と飲酒運転を認めましたが、「やり残した仕事がある」「信頼を議員活動で返したい」などといい訳し、辞職はしないと言明。市議に居座り続ける構えです。

 城氏は「判決や勧告を重く受け止め、辞職以外にない。自ら犯した事件をあまりにも軽く考えているのではないか」とただしました。

 傍聴していた男性(65)は「市民の代表である議員の能力があるのか。『維新』は身内には甘く、市民にはきつい。橋下市長は『維新』代表として責任を取るべきです」と話していました。


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