2012年5月19日(土)
リニア推進改めよ
党県委などが奈良県に要請
日本共産党奈良県委員会と同県議団は18日、志位和夫委員長が「リニア新幹線の建設に反対する」見解を発表したことを受け、荒井正吾知事に対し、リニア新幹線建設促進の立場を改めるよう求めました。
同県では、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会を設置し、リニア整備促進事業費が予算計上されるなど、誘致に向け積極的な取り組みを見せています。
申し入れで、山村幸穂、宮本次郎の両県議は「県議会では中間駅設置をめぐる誘致合戦になっている」と指摘し、「県民はコミュニティーバスやデマンドタクシーなど地域交通の整備こそ求めている。推進姿勢を改め、過大な投資が本当に必要なのか、今こそ県民的議論を」と要望しました。中芝佳照土木部次長が対応しました。