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2012年3月17日(土)

ダンスを規制しないで

京都 府議会各会派に要請

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 音楽のリズムにのって「踊る」行為を法律で規制しないで―京都のクラブカルチャーやライブハウスの関係者、利用者らでつくる「京都ダンス規制法見直し連絡協議会(準備会)」は16日、府議会の各会派に、ライブハウスなどでのダンスを規制する風営法の該当部分の見直しを国に要望してほしいと要請しました。


 政党への働きかけは、全国でも珍しい取り組みです。

 要請では、ダンス規制の見直しとともに、国会決議や「解釈運用基準」にもとづく風営法の適正な運用により、行政・警察の過剰な関与・取り締まりの見直しも求めています。さらに「世界文化都市・京都」にふさわしい健全な文化発信の施策の充実を願う内容です。

 各会派要請の後、記者会見した同「会」の男性は、利用客の肩が揺れたことを理由に摘発され、廃業に追い込まれた大阪のクラブの例も紹介。「音楽を楽しみ、喜びの表現である『踊り』を法で規制するのはおかしい。暴力や薬物の排除など、法の本来の犯罪取り締まりと同列視しないでほしい」と話しました。

 利用者の男性(30)は、「クラブは、カラオケなどと同じように音楽を楽しみ、友だちと交流できる場です。踊りを規制する意味が理解できない」と見直しを求めました。

 同「会」は今後、4月15日に京都市内で集会を計画し、ダンス規制の見直しを求める署名運動を始める予定です。


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