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2011年11月11日(金)

橋下・独裁政治「ノー」の審判を

府民の共同で民主主義守ろう

大阪知事選告示 志位委員長が訴え

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 大阪府の橋下徹前知事が任期半ばで辞職し、出馬を予定している大阪市長選(13日告示)とのダブル選となる府知事選が10日、告示されました。橋下氏らのファッショ的な独裁政治を許してはならないと、27日の投票日に向けて歴史的な府民の共同のたたかいが始まりました。同日夕、なんば・高島屋前での大街頭演説には、日本共産党の志位和夫委員長がかけつけ、「独裁政治ノー」の立場から市長選不出馬を表明した渡司考一元市議とともに訴えました。


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(写真)志位和夫委員長を迎えて開かれた街頭演説=10日、大阪・難波

 志位氏は、「大阪ダブル選の最大の争点は、橋下『維新の会』による独裁政治を許すのか、府民の共同の力で大阪の民主主義を守り抜くのかにあります」と切り出しました。

 知事選では、橋下「維新の会」独裁政治ストップを堂々と掲げているのは「明るい民主大阪府政をつくる会」だけだと指摘。「独裁ノー」の審判を下し、「府民が主人公」の府政をつくろうと訴えました。

 橋下氏が知事を辞職して出馬した大阪市長選では、平松邦夫現市長が独裁反対を表明。志位氏は、「独裁政治を許さない」立場から出馬辞退を表明した渡司氏に「心からの敬意」を表明しました。

 その上で「日本共産党は、平松市長とは政策的立場を異にするが、『独裁政治を許さない』という一点で、平松氏を自主的に支援し、党派の垣根をこえた共同の力で橋下氏の野望を打ち砕く」と決意を表明すると、大きな拍手が起こりました。

 「なぜ橋下『維新の会』を独裁政治と呼ぶか」。こう問いかけた志位氏は、第一に、橋下氏が「政治はやっぱり独裁」と公言していることを指摘。「『独裁をやる』などと公言すること自体許されないことであり、民主政治に参加する資格はない」と断じると、拍手とともに「その通り」との声があがりました。

 第二に、橋下氏が議会と民主政治を否定していることを指摘。府議会で「君が代」強制条例を強行採決し、「そもそも議論が要らない」とうそぶく橋下氏の“選挙で勝ちさえすれば何をしてもいい”との思想をきびしく告発しました。

 第三は「独裁」のための具体的企てを公然と開始したことです。

 志位氏は「大阪都構想」「教育基本条例案」「職員基本条例案」の“独裁3点セット”を批判。「橋下『維新の会』をファッショ的な独裁政治と呼ぶには十分すぎる根拠があります」と述べると、大きな拍手がわき起こりました。

「大阪まるごとのっとり宣言」

 「大阪都構想」について、志位氏は端的に批判。カジノ構想などで現市長と対立する橋下氏が、「市役所から権限と財源をむしり取り」「一人の指揮官」に権力を集中させる「大阪まるごとのっとり宣言」であり、憲法の地方自治の原則に背くものだと述べました。

 「教育基本条例案」「職員基本条例案」は、知事が決める「教育目標」や「職務命令」で教職員、府職員を縛り上げ、「職務命令違反」を3回、「5段階相対評価」で最低ランクが2回続いたらクビにできるという内容です。

 志位氏は、「最大の被害者は府民であり、子どもたちです」と強調。例えば、国保料滞納者への強権的差し押さえに「待ってほしい」といえば公務員はクビにされかねないと指摘。憲法が定める「全体の奉仕者」ではなく、「知事の言いなりの公務員をつくるもの」と批判しました。

 志位氏は「教育基本条例案」には徹底した競争主義と財界のための「人材」づくりがうたわれているが、競争とふるいわけ、序列化では本当の学力は育たないと力説。現状でも国連の機関に異常だと指摘されている日本の競争教育をひどくし、子どもの発達を損なうものだと述べました。

 さらに公募で校長が選ばれ、教職員は絶対服従を迫られる条例案の仕組みをきびしく批判。「恐怖支配でもたらされるのは恐るべき学校の荒廃であり、最大の被害者は子どもたちです」と訴えました。

 志位氏は「教育は知事ではなく、子どもたちのためにある」と強調。教育は主権者としての「人格の完成」を目指して行われるべきであり、教育を知事と議会多数派の独裁下におくことは、教育の自由を保障した憲法に真っ向から反する暴挙だと力説しました。

 最後に志位氏は、橋下氏が大阪を足場に国政進出を公言していることを指摘。「『庶民の大阪』をファッショ的な独裁政治の全国的拠点にするわけには断じていかない」「府民の共同で民主主義を守り抜こう」と、支援と「橋下独裁ノー」の厳しい審判を呼びかけると、大きな歓声と拍手が起こりました。

 渡司考一元大阪市議は、「今度の選挙は、『独裁』に反対するという一点での団結と、大阪市の中で積み上げてきた市民向けの施策を守り、発展させるたたかいです」と訴えました。


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