原発事故直後 消された提案
福島原発汚染水漏れ 危険知りながら対策後回し
東電と国の責任は重大
1日最大600㌧の放射能汚染水が海に漏れている―。東京電力福島第1原発はいま、政府が宣言した事故の「収束」どころか、きわめて深刻で危機的な事態です。なぜ―。編集部の取材ではっきりしたのは汚染水対策でも"安全よりコスト優先"という東電や政府の姿勢です。
1日最大600㌧の放射能汚染水が海に漏れている―。東京電力福島第1原発はいま、政府が宣言した事故の「収束」どころか、きわめて深刻で危機的な事態です。なぜ―。編集部の取材ではっきりしたのは汚染水対策でも"安全よりコスト優先"という東電や政府の姿勢です。
「鮮度が落ちる」―。こんな驚くような"理由"で、雇い止めとなった29歳の女性がいます。しかも会社のやり方は、法の抜け穴を使う"ブラック"的手法。女性は現在、会社とたたかっています。
憲法改悪の動きに対して、自分の思いを語ってもらう、シリーズ「憲法と私」。今回は、精神科医の香山リカさん、日本バプテスト連盟・福岡国際キリスト教会牧師の木村公一さんに話を聞きました。
アジア・太平洋地域に大きな惨禍を与えた侵略戦争。戦後68年たった今もなお、安倍政権は、侵略戦争と認めず、アジア諸国との関係を悪化させています。戦争に参加した元日本兵の加害の証言を中心に、"未解決の侵略戦争"を考えました。
東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手(24)が大記録を打ち立てました。9日のソフトバンク戦で、開幕からの連勝をプロ野球新記録の「16」に伸ばしました。シーズンをまたいだ昨季からの20連勝は、故・稲尾和久氏(西鉄)らと並ぶプロ野球タイ記録に。快挙の背景は―。
「父が作ったタオルを世界に売りたい」。今治タオルを作る渡辺パイル織物株式会社(愛媛県今治市)の3代目を継ぐ決意をした渡邊文雄さん(22)の思いです。
駅や道路などで歩きながら、スマートフォンを操作している人にぶつかりそうになったり、危険を感じたことはありませんか? いま、"歩きスマホ"急増が問題になっています。筑波大学医学医療系教授で教育学博士の徳田克己さんにも話を聞きました。
東日本大震災チャリティーのために描き続けた絵が500枚になったのを機に、『画廊の隅から』(講談社)として出版されました。「3月11日の強烈な映像を見て、これはただ事じゃない、ぼくも何かしなければと。でも支援物資を持って行くにも運転免許証もない。やはりぼくには絵を描くことしかないと考えたんです」
拍手と声援、そして笑い。聴衆からわき起こるコール―。10日、都内で開かれた日本共産党創立91周年記念講演会は、これまでにない熱気に包まれました。当選した参院議員、都議のあいさつや、志位和夫委員長の記念講演「"第3の躍進"を本格的な流れに」のポイントを紹介します。
原爆投下から68年目に開かれた原水爆禁止世界大会は9日、7000人が参加した長崎閉会総会で終わりました。核兵器使用の非人道性という原点を問い、2015年の核不拡散条約(NPT)時期再検討会議を当面の節目に、運動を次世代に継承する大会でした。
安倍内閣がまた暴走です。歴代政権が憲法解釈上できないとされた集団的自衛権の行使を可能にするため、内閣法制局長官の首をすげ替えたのです。"改憲クーデター"ともいえる乱暴なやり方には、自民党政権を支えた長官経験者からも批判の声があがっています。日本共産党の志位和夫委員長は10日の党創立記念講演で、政府の憲法解釈を変えるために内閣法制局長官をすげ替えたことを「乱暴きわまるクーデター的やり方を強行して、法治国家を土台から揺るがすもので、断じて許されない」と批判しました。
政治のイニシアチブで最低賃金の大幅引き上げを―。日本共産党の志位和夫委員長は7日、安倍晋三首相あてに、①最賃大幅引き上げ②そのために中小企業に抜本的支援策を、と申し入れました。参院選の公約実現にむけた取り組みです。菅義偉(すが・よしひで)官房長官が国会内で応対。「中小(企業)が元気にならないと経済は活性化しない。総理にも間違いなく伝えます」と答えました。
話し方教室「TALK&トーク」を主宰する野口敏さんが、コミュニケーション上の戸惑いの解決方法を伝授するコラムです。5回目は、知らない話になっても楽しめる方法についてです。
デビュー曲「愛の奇跡」で一世を風靡(ふうび)した夫婦デュオ「ヒデとロザンナ」。最愛の夫ヒデさんに結腸がんで先立たれたロザンナさんですが、2男1女と5人の孫に囲まれ、にぎやかな毎日を送っています。新刊『娘に伝える ロザンナのトマトソースでつくるとってもおいしいイタリアン』に込めた思いは―。
20歳の時、初めての著書『下町の故郷』を世に問うた早乙女勝元さん。以来書き続け、平和を訴え続けてきました。今年も2冊を刊行。「あれから61年、81歳です。よくここまできた、と自分でも驚いているんですよ」と笑います。
アデルの影響かイギリスで、若い女性シンガーが立て続けにメジャーデビューしています。そのなかの一人、ガブリエル・アプリンの魅力について音楽評論家の和田静香さんが語ります。
ドキュメンタリー映画「疎開した40万冊の図書」は、戦時中に図書館の蔵書を疎開させた人々がいた事実に光を当てた作品です。金高謙二監督は、「文化を守るとはどういうことか」と問いかけます。
原発事故直後から福島県天栄村で行われた「放射能ゼロ」の米作り。そのとりくみを記録した長編ドキュメンタリー映画「天に栄える村」が完成、24日には上映会も行われます。原発事故前から取材を重ねた監督の原村政樹さんに聞きました。天栄米栽培研究会事務局長の吉成邦市さん、2012年に日曜版に連載した漫画「今日もいい天気」で天栄米栽培研究会を紹介した同村在住の漫画家・山本おさむさんにも話を聞きました。
■日本の四季光彩 富田文雄
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