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2020年4月27日(月)

コロナ対策にジェンダーの視点を

共産党「平等委」がアピール

 日本共産党中央委員会のジェンダー平等委員会(責任者=倉林明子副委員長・参院議員)はこのほど、アピール「新型コロナウイルス感染症対策にジェンダーの視点を」を発表しました。コロナ危機のもとで矛盾と困難が集中している働く女性やシングルマザー、妊産婦への特別の手だてをとることや、女性と子どもに対する暴力・虐待の防止へ力を尽くすことを呼びかけています。(全文

 国連女性機関(UNウィメン)は3月、各国政府に対し、「ジェンダーの視点にたった対策は、女性のみならず社会のすべての構成員に良い結果をもたらす」と強調し、あらゆる意思決定の場に女性の参加を拡大し、女性や子どもに焦点をあてた対策を強めることを求めました。

 日本では、女性団体や当事者・支援運動などが現場から切実な声をあげ、DV被害の相談体制の充実など対策を前進させてきていますが、安倍政権の施策には全体としてジェンダーの視点がとぼしく、予算も人員配置体制も不十分です。

 党ジェンダー平等委員会は、アピールをもとにさらに現場からの声と実態を集め、政府への申し入れや、党としての情報提供活動の強化を進めていこうとしています。


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