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2020年1月19日(日)

第28回党大会での志位委員長の閉会あいさつ

 日本共産党第28回大会最終日の18日、志位和夫委員長が行った閉会あいさつは、次の通りです。


 代議員および評議員のみなさん。いよいよ大会は最後の議事を迎えました。

 私は、選出された新しい中央委員会を代表して、第28回党大会の閉会のあいさつを申し上げます。(拍手)

(1)

 この大会は、日本でも、世界でも、特別の歴史的時期に開かれました。

 日本で、私たちは、いま、市民と野党の共闘の力で、安倍政権を終わりにし、野党連合政権をめざす、98年の党の歴史でも初めての歴史的挑戦にとりくんでいます。

 世界は、複雑な逆流をはらみながらも、植民地体制の崩壊という「構造変化」が平和と社会進歩の希望ある新たな発展をつくりだし、資本主義の矛盾の深まりのもとで、この体制の存続の是非が問われる時代となっています。

 そうした特別の歴史的時期に、この大会が、党の進路をさししめす羅針盤となる綱領を21世紀の現代にふさわしいものに改定し、直面する党の政治任務を全面的に明らかにした第一決議、強く大きな党づくりの大方針を示した第二決議を、全党の英知を結集して練り上げ決定したことは、きわめて大きな意義をもつものであります。(拍手)

 私は、全党の努力と奮闘によって、第28回党大会が歴史的成功をおさめたことを、みなさんとともに心から喜びたいと思います。(拍手)

 全党の同志のみなさん、決定された改定綱領と二つの大会決議を、一刻をあらそって全党員のものとし、それを力に日本共産党の新たな躍進をかちとろうではありませんか。(大きな拍手)

(2)

 この大会には、内外から多数の来賓の方々に参加していただきました。来賓の方々は、この大会をどうみたか。感想が寄せられていますので紹介します。

 連帯のあいさつをいただいた3政党・2会派・ゲストのみなさんからは、異口同音に大会の雰囲気がとても熱く、温かいものだったという感想が寄せられました。ある方は、「大会の雰囲気は素晴らしく、穏やかでとても良い雰囲気で話しやすかった」との感想を語りました。ある方は、「熱心なまなざしを感じ、思わずトーンがあがってしまった」(笑い)と語りました。ある方は、「すごい。しっかり聞いてもらえる。勉強熱心、真面目な姿は感心する。それにしても5日間も山道がよく往復できますね」(笑い)との感想を寄せました。

 この大会に野党代表が集い、温かい、リスペクトに満ちたエールの交換が行われ、信頼の絆がさらに強まったことは、野党共闘をさらに前進させるうえで重要な貢献になったといえるのではないでしょうか。(拍手)

 各国大使館からの来賓の方々の感想についても紹介しておきたいと思います。次のような感想が寄せられました。

 ――「各野党のあいさつがとても面白かった。どの党も壇上から自由に共産党との違いを表明しながら(笑い)、そのうえで、共産党をリスペクトし、協力が不可欠だという。共産党の側に自信があるからこうなっているのだと思います」(拍手)

 ――「想像していたものと全然違った。日本共産党はユニークです。中国について検討した結果、改定綱領になったことはいいことだと思います」(拍手)

 ――「報告を聞いて、もっとも印象的だったのは、ソ連にも中国にも間違いをただす独立心の強い党だということです。対外関係での強力な自主性の表明には大きな共感をもちました。それを知っただけでも、参加してよかったと心から思いました」(拍手)

 ――「笑いや拍手が自然に起こるから、気づいたら無意識に私も一緒に拍手していました(笑い)。大会自体が“多様性”に満ちあふれていたと思います」(拍手)

 外交官の方というのは、基本的に拍手をしないというのが通例ですが、拍手をしてくださった方が少なくありませんでした。

 ――「日本共産党の主張は、国民を一つにまとめてしまうなどということではなく、“すべての国民の声を聞く”という姿勢が感じられました。すべての観点において賛同できます。典型的な他国の共産党と違う見解をもっていたから(笑い)正直驚きました」(拍手)

 ――「大会が、世界で最も先進的な課題であるジェンダー平等と気候変動を重視していることに注目しました。世界の変化に敏感に対応している政党だと感じました」

 大会の特徴を実によくとらえていただき、温かい評価を寄せていただいたことは、たいへんにうれしいことではないでしょうか。

 内外の来賓のみなさんに、重ねてお礼を申し上げたいと思います。(拍手)

(3)

 党大会は、全党の先頭に立って綱領と大会決定を実行する、新しい中央委員会を選出しました。新しい中央委員会は、先ほどご紹介したように、新しい指導機構を選出しました。

 これらの新しい体制の最大の特徴は、ジェンダー平等を綱領に掲げた党にふさわしく、女性幹部を積極的に起用することに、現状で最大の努力をしたことにあります。

 中央委員会のうち女性役員数は、前大会の48人から13人増え61人となり、女性役員の占める比重は22・4%から27・6%へと高まりました。まだまだ不十分であり、引き続き努力が必要ですが、人数・率とも党史上最高を更新したことは前進であります。(拍手)

 日常的に全国的な指導責任を果たす機関である常任幹部会は、女性がこれまでの4人から8人に倍増し、女性の占める比重が初めて3割を超えました。なお努力が必要ですが、これも重要な前進だと考えるものです。(拍手)

 もちろんジェンダー平等のとりくみは、女性だけの仕事ではありません。新中央委員会のすべてのメンバーが、「ジェンダーの視点」にたって、党活動を発展させ、日本社会を変革するために力をつくす決意を申し上げるものです。(拍手)

 党の三役の体制としては、第1回中央委員会総会で、ご紹介いただいた体制が選出されました。田村智子副委員長は、新たに政策委員会責任者についていただくことになりました(拍手)。新たに副委員長に選出された倉林明子同志には、新設したジェンダー平等委員会責任者についていただくことになりました(拍手)。全党の期待にこたえる素晴らしい活躍をされることは、間違いないと確信するものであります。(拍手)

 私は、新しい中央委員会の責任者として、全国の草の根でがんばっておられる同志のみなさんの声をよく聞き、暮らしと平和に不安をもち切実な願いをつのらせている国民の声をしっかりうけとめて、持てるすべての力をそそいで、その職責を果たすことを、お誓いするものであります。(拍手)

(4)

 この大会の成功は、内外の来賓のみなさんの激励、代議員・評議員のみなさんの奮闘によるものであるとともに、各分野で献身的に働いていただいた多くの要員のみなさんに支えられたものであります。私は、新しい中央委員会を代表して、大会を支えてくださったすべてのみなさんに、熱い感謝を申し上げるものです。(拍手)

 同志のみなさん。全党の英知を結集してつくりあげた改定綱領、二つの決議を手に、その全面実践にとりかかろうではありませんか。

 来たるべき総選挙にむけ、市民と野党の共闘をさらに大きく発展させ、日本共産党の躍進を必ずかちとり、戦後最悪の反動政権・安倍政権を一刻も早く倒し、野党連合政権への道を開こうではありませんか。(大きな拍手)

 党創立100周年にむけ、大会で決めた強く大きな党づくりの目標と方針を必ずやりぬき、国民と深く結びつき、温かい連帯の絆で結ばれた日本共産党を建設しようではありませんか。(大きな拍手)

 以上で、第28回党大会の閉会のあいさつを終わります。(大きな拍手)


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