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2019年12月27日(金)

長野台風被害

藤野・武田議員が懇談

上田電鉄・観光協会から要望

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(写真)山本社長(右側の席手前から2人目)ら上田電鉄の役員と懇談する(左側の席手前2人目から奥へ)武田氏、藤野氏ら=26日、長野県上田市

 台風19号による千曲川決壊などで長野県内に多大な被害をもたらした問題で、日本共産党の藤野保史衆院議員と武田良介参院議員は26日、上田市で上田電鉄や観光協会などの役員と懇談し、被害の状況や復旧への要望を聞きました。高村京子県議、党上田市議団(4人)が同行しました。

 千曲川にかかる別所線の鉄橋が崩落した上田電鉄では、山本修社長らが応対し、今後の復旧計画を説明。堤防の復旧よりも早く、崩落した橋台の新設などに着手し、2021年春の不通区間の運行再開をめざすとしています。

 藤野氏、武田氏らが国や県、市への要望を聞くと上田電鉄側は、運休となっている区間でのバスの代行輸送に言及。経費の増大や人員不足などの問題を訴え、行政の支援を求めました。

 一行は上田市内の鹿教湯(かけゆ)、別所の両温泉地を訪問。温泉の観光協会や旅館組合の役員らと懇談しました。別所温泉協会の倉島博協会長は「10月から11月は別所温泉の書き入れ時。予約のキャンセルが相次いだのが痛かった」と被災直後の状況を振り返りました。

 鹿教湯温泉で応対した斎藤宗武・同観光協会長らは、被災地の観光業の宿泊費を国が補助する「ふっこう割」制度について要望。来年3月を「ふっこう割」の期限としていることから「来年4月以降が心配。期限を延ばすことなどできないか」と話していました。


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