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2019年12月10日(火)

住民の声が生かされるまともな市政に転換を

京都のまちづくり考える懇談会

福山弁護士参加

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(写真)発言する福山氏(中央)と(正面右から)穀田、中林、中島の各氏=8日、京都市・聖護院門跡

 住環境と京都のまち並みを守る運動に各地で取り組む団体・個人が集まり、まち壊しを許さないまともな京都市政への転換を目指そうと結成された「これでいいのか京都ネット」が8日、「京都の現在と未来を考える懇談会」を京都市左京区の聖護院門跡(しょうごいんもんぜき)で開き、80人が参加しました。

 京都・まちづくり市民会議事務局代表の中島晃弁護士、神戸松蔭女子学院大学の中林浩教授、日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員が発言しました。

 中島氏は、門川大作京都市長が言いだした「宿泊施設お断り」宣言について、「『来年度から』との抜け穴があり、3月までにホテル建設に一層拍車がかかる危険がある」と強調。中林氏は、高さ規制を厳格化した新景観政策に対して、規制緩和を求めるこの間の市の論調に警鐘を鳴らしました。穀田氏は「市長が代われば、市民の暮らしと京都のまちを守ることができる」と展望を語りました。

 来月の京都市長選(1月19日告示、2月2日投開票)に立候補を表明している弁護士の福山和人氏(58)=無・新、日本共産党推薦=が参加し、安倍政治を官邸直結で市政に持ち込んできた門川市長に対し「まちづくりの問題も、根本にはその路線がある。天の声ではなく住民の声が大事にされる市政をつくりたい」と発言しました。

 宮城泰年・聖護院門跡門主があいさつ。各地でまちづくりの運動に取り組む市民らが交流しました。


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