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2019年12月10日(火)

桜疑惑とジャパンライフ

安倍首相との関係告発

「大門ゼミ」がネット配信

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(写真)「大門ゼミ~政治・経済キホンのキ!」で講義する大門実紀史参院議員(右)と聴講するマリリンさん=7日配信

 日本共産党の大門実紀史参院議員によるネット番組「大門ゼミ~政治・経済キホンのキ!」が7日に配信されました。

 「桜を見る会」の招待状を使って、たくさんのお年寄りをだましていた「ジャパンライフ」。被害者は7000人、被害総額は2000億円にのぼっています。大門議員が、その手口、安倍晋三首相との関係について厳しく告発しました。

 多くの被害者をだしながら消費者庁は、ジャパンライフへの行政処分を見送ってきました。大門議員は、「本件の特異性」「※政治的背景による余波懸念」と書かれた内部文書を示し、その背景に政治的影響力があったことをあきらかにしました。

 安倍首相は1984年に、当時外務大臣であった安倍晋太郎氏の秘書として、「ジャパンライフ」の会長だった山口隆祥氏と一緒にニューヨークに渡航していた関係。2015年に、「総理枠」で山口氏に送られた「桜を見る会」の招待状は、当時資金繰りに行き詰まり、「店じまい」を検討していたジャパンライフに最後の荒稼ぎをするチャンスを与えることになった――大門議員はこうした事実を示し「政治が、それも総理マターでこれだけ悪い役割を果たすことは、かつてない大事件」「決して逃げられる話ではない」と強調しました。

 番組の動画は、日本共産党のホームページからご覧になれます。


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