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2019年10月28日(月)

災害ゴミ撤去早く

台風19号被害 岩渕・神山両氏、要望聞く

福島・郡山

写真

(写真)被災者から現状や要望を聞く(右から)岩渕、神山両氏=27日、福島県郡山市

 台風19号で甚大な浸水被害を受けた福島県郡山市で27日、日本共産党の岩渕友参院議員、神山えつこ県議は被災者を見舞い、要望を聞いて回りました。

 被災から2週間が経過し、氾濫が起きた阿武隈川沿いの地域に入ると、住宅街の至る所で家財、災害ゴミが山積みになっていました。

 岩渕、神山両氏は「困りごとはありませんか」と声をかけ、被災者の医療費免除や借り上げ住宅制度について紹介したビラ、罹災(りさい)証明手続きなどを載せた小冊子を渡しました。

 「ちょうどよかった」と駆け寄ってきた女性は、かき出した泥の置き場に困っていました。「車道の確保も必要なので、早く行政に災害ゴミを回収してほしい」と訴えました。

地図:福島県郡山市

 自宅と昨年建てたばかりのアパート1階が浸水した女性(72)は「罹災証明はこれからです。保険に入っているけれど、再建資金をまかなえるのか」と不安を口にしました。

 1階建ての自宅が浸水し、連日片付けに追われている男性(61)は「家具と家電は全部だめになった」といいます。「命に関わることなので(水害対策を)何とかしてほしい」と話していました。

 (中川亮)


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