しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年10月21日(月)

未来ひらく 日本共産党入党物語

若い世代 相次ぎ

苦学生「社会主義 どうやったら」

「野党連合政権に本気 いいじゃん」

 若い世代がいま日本共産党を知り、相次いで入党しています。

 中部地方で夏の参院選後に入党した大学1年生2人は苦学を余儀なくされていました。

 そのうちの一人は、家庭が経済的に苦しく仕送りがありません。授業料は免除されていますが、四つのバイトをかけもち、バイト収入月5万円を家賃、食費に充てる生活。もう一人も下宿代を浮かせるために毎日往復4時間もかける長距離通学です。

 2人とも日本共産党綱領の社会主義に関心を持ちました。貧困をなくし、すべての人の人間的発達を保障すると大方針がありました。

 「どうやったらできるの?」「若者が選挙に行くようにしたい」

 自分の幸せと社会を進歩させる生きがいを考え、入党しました。

 北陸地方で9月に入党した医療事務の20代女性。会社員の友だちと「給料が安い」「休みがない」と愚痴をこぼす毎日。それが普通のことだと思っていました。職場の党員から安倍政権が医療を改悪していることを知りました。「不満は自分や会社だけの問題ではなく、政治の問題だと気づけた」

 学生に「消費税増税に反対する思い」を聞く活動をしていた大学1年の女性。「安倍首相はやめてほしいけど、次はだれが政権を担うの?」。ずっと疑問でした。共産党が野党連合政権の実現に本気なのを知り、「共産党っていいじゃん。連合政権つくりたい」と9月、入党しました。

 近畿地方では、志位和夫委員長の街頭演説に初めて参加した大学4年生が8月に入党しました。学費半額や減らない年金の実現など、希望ある政策と大企業・富裕層優遇の税制をただして財源をつくることを訴えた演説に共感しました。


pageup