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2019年8月28日(水)

いま「赤旗」がおもしろい(6)

球児の肘

選手の健康・人権が第一

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(写真)球児の健康と人権を守る観点で報道

 「野球だけでなく、教育にも参考になる」「タイムリーないい記事」などの反響があった「球児の肘を守る」の連載。小学生からプロ選手まで肘の実態を知る、慶友整形外科病院・古島弘三医師のインタビューを4回(初回は8月5日付)にわたりお伝えしました。

 球児の肘に多くの障害が起きている状況。根源に何があり、指導者はどうすべきかを古島医師は、丁寧に説明してくれています。

 ショッキングだったのは、学童期の投げ過ぎで障害が発生すると「約半数が高校生で再発する」との調査結果でした。同時にこの時期に無理させなければ、「肘の障害は大きく減らせる」という展望も示しています。

 本紙はその後、全日本学童軟式野球大会で初めて実施された肩肘検診や球数制限の状況をリポート。高校生投手の投げ過ぎについても改善すべき点があることを以前から一貫して提起しています。

 読者から「こういうことに関心をもって記事にするのが他の政党にはない共産党らしいところ。文化、スポーツにまでちゃんとした政策を持っているからなのですね」とうれしい感想もありました。

 日本高野連は11月、球数制限を含めた提言をまとめる方向です。選手の健康、人権を守る立場から、さらに取材を重ねていきたいと考えています。

番組批評

テレビ視聴時の参考に

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(写真)評判のコラムや「試写室」など

 「テレビ・ラジオ欄の解説・紹介がなかったら、この番組を視聴することはありませんでした。お礼を申し上げます」(長崎市・男性)―。詩人やライター、ジャーナリストらが、ドラマやドキュメンタリーについて紹介する「試写室」は、他紙と比べて内容が豊かで、視聴する際の参考になると評判です。

 毎年恒例の「戦争と平和を考える」番組紹介は、「役に立った」と重宝がられています。

 月曜付掲載のテレビ・ラジオ特集のコラムは、「石井彰のテレビ考現学」、「やきそばかおるのラジオの歩き方」、「鶴橋康夫のドラマの種」、現職テレビ局記者や大学教授らが執筆する「波動」など多彩。「うなずきながら読みました」(ミニコミ編集者)、「私の思いを代弁してくれた」(岡山県・女性)との反響があります。

 「おすすめ民放BSシネマ」には、「もし本紙で紹介してなかったら、きっと見ることもなかったと思うと感謝です」(鳥取市・女性)との声が。

 最終面にテレビとラジオの番組表と番組解説をまとめて掲載しているのも本紙の“売り”で、一般紙に取材されたことも。「一般紙は番組欄の4分の1~5分の1を広告が占めている。広告費に頼らず頑張っている『しんぶん赤旗』は、だからこそ番組面作成でも優れていることを広く知ってほしい」(札幌市・男性)と評価されています。


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