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2019年6月30日(日)

反共中傷ビラ 「勝共」関係か

発行元とHPアカウント同一

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(写真)参院選を前に各地で配られている反共ビラ

 参院選を前に各地で配布されている反共中傷ビラの発行元になっている「ジャパン・ガーディアンズ」なる団体が、反共謀略団体「勝共連合」と関係する疑いが29日、調査で浮上しました。

 問題のビラは「『令和』を批判する日本共産党にNO」の表題で、事実無根のデマで日本共産党を中傷し、野党共闘を攻撃しています。ジャパン・ガーディアンズのホームページ(HP)で拡散されています。

 ジャパン・ガーディアンズのHPを調べたところ、勝共連合の学生組織である「勝共UNITE(ユナイト)」、「国際勝共連合オピニオンサイトRASINBAN」のHPとアカウント(利用者認識の情報)が同一であることが判明。

 さらに三つのHPにアクセスした利用者の動向を確認する解析サービスも同一のアカウントから行われており、ジャパン・ガーディアンズのHPが勝共連合関連団体のHPと同一の人物か組織によって管理されていることが確認されました。

 ビラには、東京都台東区内の住所が記載されていますが、同所は貸事務所で、1階には「ジャパン・ガーディアンズ」の看板や表示はありませんでした。ジャパン・ガーディアンズの「代表」を名乗る人物は自身のHPで「自民党員」を自称しています。

 日本共産党は中傷ビラに対し、「フェイク(ウソ)で選挙を汚すのは許せません」とデマに反論するビラを作成、各地で反撃しています。


 勝共連合 霊感商法などの詐欺的集金活動、集団結婚式などで社会的批判を浴びている旧統一協会(家庭連合に名称変更)と一体の右翼団体。信者を自民党議員の秘書に送り込むなど政界への侵食をすすめ、手段を選ばない反共謀略活動を行う反社会的団体です。


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