2019年5月23日(木)
「丸山議員 辞職に値」
5野党・会派が認識一致
穀田氏が会見
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5野党・会派は22日、国会内で国対委員長連絡会を開き、17日に5野党・会派と日本維新の会が衆院に提出した丸山穂高衆院議員に対する辞職勧告決議案で衆院としての意思を示すことが重要だとの認識で一致しました。
このなかで5野党・会派は、丸山氏が「北方四島」を取り戻すための「戦争」をあおり、憲法の平和主義を公然と否定する発言をしたことは、「議員辞職に値する」との認識で一致。議員辞職勧告決議案を採決して、院としてのけじめをつける必要があると確認しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は同日の記者会見で、丸山氏の暴言は「日本国憲法前文に明記された『政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする』という憲法の根本原理を否定するものだ」と指摘。「丸山氏が国会議員に値しない人物であるということを議院運営委員会の場でも明確にする必要がある」と述べました。