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2019年2月15日(金)

県民投票の構図は“沖縄県民対安倍政権”

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は14日、国会内での記者会見で、同日告示された同県名護市辺野古での米軍新基地建設への賛否を問う県民投票の意義について記者団から問われ、「県民投票の対決の構図は、強権的に土砂投入などを強行する安倍政権に対し、沖縄県民が圧倒的で断固たる反対の民意を突きつけることにあると思う」と強調しました。

 志位氏は「(投票が)全県で実施されることになったのは、沖縄県民のみなさんの世論と運動が切り開いた大きな前進だ」と述べた上で、沖縄県民が昨年の県知事選で新基地建設に反対する「オール沖縄」の玉城デニー氏の当選を史上最高の得票で勝ちとったにもかかわらず「強権的な土砂投入を始め、最近になって超軟弱地盤の存在や設計変更が必要だというこれまで隠していた事実を出さざるを得なくなったにもかかわらず、しゃにむに土砂投入を続け、さらに県の条例にも反して赤土を投入するなど、二重三重に沖縄県民の民意を踏みつけにしている」と批判。県民投票の意義として、「民主主義も地方自治もすべて否定するような強権政治に対し、県民のみなさんが“辺野古の新基地はダメだ”という圧倒的な審判を突きつけていくという意味あいを持っている」と語りました。

 その上で、「相手は安倍政権です。ぜひ県民投票を大成功させ、圧倒的な民意を突きつけていく結果が出るよう、わが党としても最大限の力をつくしたい」と表明しました。


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