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2018年12月4日(火)

“代替わり儀式”の国民的議論を

秋篠宮発言でコメント

小池書記局長

 日本共産党の小池晃書記局長は3日、国会内で記者会見し、秋篠宮文仁氏が新天皇の即位に際して予定される大嘗祭(だいじょうさい)にかかわって「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」などと発言したことについて問われ、「政治的発言だと指摘する向きがあるが、天皇家の行事のあり方について、天皇家の一員である秋篠宮が発言することについては問題があるとは考えない」と語りました。

 小池氏は、大嘗祭が宗教的儀式であることは明白だとして、「政府も国事行為として行うことは困難だといってきた」と指摘。一方で、前回の大嘗祭でも多額の公費・宮廷費を使う事実上の国家的行事として行われたとして「こうしたやり方は国民主権の立場にも、政教分離の原則にも明らかに反している」と強調。その上で「憲法にのっとった儀式はどうあるべきか、いまからでも国会のすべての会派が参加した議論を行い、国民的な合意をつくっていくことが必要だ」と語りました。


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