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2018年12月2日(日)

辺野古土砂搬出 民間桟橋使用も

あきれた政府 諦めぬ県民

米軍ゲート前で抗議 沖縄

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(写真)1000人が集まった県民大行動=1日、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 今月中にも政府が米軍新基地建設のための土砂投入を狙う中、オール沖縄会議は1日午前8時から午後4時まで、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で1000人が参加する県民大行動を行いました。

 政府は、土砂搬出に使う港が被災し、代わりに名護市安和(あわ)にある琉球セメントの桟橋を用いようとしています。那覇市から参加した女性(73)は「民間桟橋まで動員するなんて」とあきれます。

 「座り込む時、私たちは機動隊に少し触れただけで“公務執行妨害”だと法で厳しく取り締まられる。一方で政府は法をねじまげ、都合よく私人と国を使い分ける。埋め立て承認願書で知事と交わした約束を無視して港の使用もやりたい放題。この国の政府はおかしい」と語ります。

 昼前に開かれた集会で、ヘリ基地反対協議会幹事の浦島悦子さんは「政府は『土砂を入れるぞ』と脅している。でも私たちは誰も諦めない。むしろ誇りをかきたてられ、決して負けない」と訴えました。

 日本共産党の赤嶺政賢、社民党の照屋寛徳の両衆院議員、伊波洋一、糸数慶子の両参院議員も参加しました。

 集会では9日に「辺野古埋め立て・新基地建設反対の民意を示す連絡会」を結成することが報告されました。


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