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2018年10月22日(月)

改憲断念へ運動大きく

自由法曹団総会始まる

 自由法曹団の福岡・八幡総会が21日から、北九州市八幡東区で始まりました。安倍晋三首相が狙う改憲を阻止する取り組みなどを22日まで討議する予定です。

 開会あいさつで船尾徹(てつ)団長は昨年の総会以降、米朝首脳会談が開かれるなどの劇的な情勢の変化を報告し、「その中での安倍政権の外交路線の破たんは目をおおうばかりだ」とのべました。

 その上で、船尾団長は「この情勢を生かして、改憲断念に追い込むことは、安倍政権の崩壊につながる。その展望を切り開くために取り組みを交流し、運動の糧にしよう」と呼びかけました。

 議案の報告をした加藤健次幹事長は「安倍政権の個々の政策では反対が多いし、『不支持』が『支持』を上回っている。しかし、“最後の一撃”が加えられず、歯ぎしりする思いできた。この政権を終わらせるには、市民と野党の共闘を強化していくことが重要だ。もう一回り運動を大きく」と強調しました。

 総会では、沖縄県の仲山忠克団員が県知事選の勝利を報告し、大きな拍手を受けました。

 福岡県弁護士会の上田英友会長、全労連の小田川義和議長、国民救援会の岸田郁事務局長、日本共産党の山添拓参院議員が来賓あいさつしました。自由法曹団福岡支部長の山本一行弁護士が開催地を代表して発言しました。

 総会では、憲法や平和、教育や治安、労働、貧困や社会保障、原発や団の組織強化など多岐にわたるテーマを討議します。


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