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2018年9月28日(金)

森友問題 業者がゴミデータ提出

参院予算委 辰巳氏「早急精査を」

 学校法人「森友学園」への国有地大幅値引き問題で、値引きの根拠とされた地中ゴミの撤去費用の算出に関わった業者が27日までに、参院予算委員会に関連データを提出し、同委員会の質問に答えました。同委員会が8月10日付で求めていたものです。

 同委員会は、業者が国土交通省に提出した報告書の中で、「深さ3m」と書かれた工事用ホワイトボードの写真に対して、「4メートル」まで試掘したとの説明書きがされているとして、「3メートル」と「4メートル」の整合性を説明するよう求めていました。

 工事を担当した藤原工業は「『深さ 3m』は経験の浅い従業員が誤って記載したものと思われます」と回答しました。

 業者からの回答を受け取った同委員会理事で日本共産党の辰巳孝太郎議員は「8億円もの値引きに関わる報告書がずさんなものであることが分かった。参院予算委として早急に理事懇談会を開き、回答を精査する必要がある」と話しています。


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