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2018年9月1日(土)

軍事費 過去最大5.3兆円

来年度概算要求 防衛省 前年度比2.1%増

 防衛省は31日、2019年度軍事費の概算要求を決定しました。総額は5兆2986億円で過去最大。18年度の当初予算比で1075億円、2・1%増と高い伸び幅を示しています。第2次安倍政権発足後の13年度から7年連続で前年度を上回り、15年度から5年連続で過去最大を更新。年内に決定する新たな防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画をみすえ、大軍拡が狙われています。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射の脅威が減少する中、これに逆行する形で「ミサイル防衛」関連経費を4244億円も計上。18年度予算1365億円の3倍以上の金額で、単年度の計上額では過去最高です。中でも、陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の取得経費は2352億円にも達しています。

 F35Aステルス戦闘機(6機、916億円)など高額の米国製兵器も引き続き購入。こうした高額武器購入などの結果、将来への借金ツケ払いである新規の「後年度負担」は2兆5141億円となり、18年度比で3977億円増、18・8%もの増額となりました。

 宇宙、サイバー空間、電磁波領域での軍拡の傾向も顕著です。宇宙関連経費は925億円(今年度比423億円増)を計上。航空自衛隊が運用するF15戦闘機2機の電子戦能力向上などのため101億円を計上しました。


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