しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年5月24日(木)

小泉元首相、池田氏にエール

魚沼市 「原発ただちに廃炉に」

写真

(写真)講演後、記者団の取材に応じる小泉元首相(右)と池田氏=23日、新潟県魚沼市

 小泉純一郎元首相は23日、新潟県魚沼市で講演(主催・柏崎刈羽原発を考える魚沼市民の会)を行いました。24日告示(6月10日投票)の新潟県知事選で、市民と野党の共闘で擁立する池田ちかこ氏、菊田真紀子選対本部長・衆院議員(無所属)や、小泉氏らが顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連)関係者なども参加。講演後、小泉氏は池田氏とともに記者団の取材に応じました。

 小泉氏は講演で、原発について「『安全』『コスト安い』『クリーンエネルギー』はウソ。金食い虫と言ってもいい」と主張。「自然エネルギーで日本経済を発展させる政策に一日も早くかじを切るべきだ」「いずれ選挙の時がきたら、原発推進論者などは絶対に当選させない」と語りました。

 講演後、小泉氏は記者団に「新潟は原発があるんだから、直ちに廃炉、やめるべきだ。そういう候補に当選してもらいたい」と表明。池田氏について問われ「よく頑張っている」と述べました。

 池田氏は、小泉氏の講演の感想を問われ「私も含めて新潟県民に大きなエールをいただいた」と答えました。「私たちが進む方向、私が公約にあげている『原発ゼロの新潟』ということについて確信がもてた」と語りました。


pageup