しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年2月21日(水)

基地が沖縄経済阻害

参院委派遣委員 翁長知事と面談

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(写真)翁長知事(右端)と面談する参院外交防衛委員会の委員たち。左から5人目は日本共産党の井上参院議員=20日、沖縄県庁

 沖縄の米軍基地問題を視察している参院外交防衛委員会の派遣委員が20日、県庁に翁長雄志知事を訪ね面談しました。

 日本共産党の井上哲士委員が、▽普天間基地所属機が各地で事故を起こし普天間基地の存在自体の問題が浮き彫りになっている▽翁長知事が「基地があることが経済発展の阻害要因となっている」と強調している―の2点について見解を尋ねました。

 翁長知事は、米軍がヘリの窓を落下させた後も普天間第二小学校上空でヘリを飛行させていることを認めていないことを引き合いに「防衛省は学校上空飛行の映像も撮り監視員も見ている。これをうやむやにすれば、日本政府は(在沖縄米軍のトップの)ニコルソン四軍調整官にさえ頭が上がらない。これで日本が『アジアに冠たる民主主義国家』なんて話はできない」と語りました。

 普天間基地所属機が全県で事故を起こしていることに「普天間基地を数十キロ離れた辺野古に移設して『安全だ』と言われると大変心が痛い。オスプレイは100機になる。それで名護の経済発展、観光・国際リゾートなどという話になるか」と述べました。


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