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2018年2月11日(日)

熱い共闘「安倍暴走止める」

市民連合が街宣 東京・新宿

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(写真)市民と野党代表のスピーチを聞く人たち=10日、東京・新宿駅西口

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は10日、東京・新宿駅前で街頭宣伝を行いました。各野党の国会議員、著名人、学者、ママ、学生、弁護士らがスピーチし、9条改憲をはじめ、「森友・加計」学園問題に代表される国会の私物化など、あらゆる分野で暴走する安倍政権を市民と野党の共闘の力でストップさせようと訴えました。

 街宣には多くの聴衆が集まり、9条改憲に反対する「3000万署名」にも取り組みました。東京都江戸川区に住む女性(66)は、「日本を戦争する国にしたくないから」と語りながら署名し、「今の政治は怖い。変えるために野党は力を合わせてほしい」と語りました。

 主催者あいさつした山口二郎さん(法政大学教授)は、安倍政権がねらう改憲は、戦後の憲法、民主主義にとって最大の危機だとのべ、「憲法破壊を食い止める歴史的なたたかいをしよう」と呼びかけました。

 政党からは、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の海江田万里最高顧問、社民党の又市征治幹事長がスピーチしました。3氏は、安倍政権による改憲に反対を表明し、手をつないでアピールしました。

 共産党の小池氏は、全国各地で改憲を止める運動を広げていこうと呼びかけ、「立場の違いを超え、力を合わせるときです。日本共産党も全力をあげます。市民と野党の共闘を大きく発展させましょう」と訴えました。

 市民を代表して、さまざまな立場の人がスピーチしました。「未来のための公共」のメンバーの大学生(20)は「政権批判をすると心配されることもありますが、放置する方がヤバいと思います。今の日本を見ていたら、誰かが声をあげなければ社会がもちません」と語りました。

 東京都荒川区から参加した男性(68)は、「地域の人や知り合いなど、身近なところから改憲反対の世論を広げていきたい」と話しました。

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