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2017年12月23日(土)

疑惑まみれの加計獣医学部

国は説明責任果たせ

共産党愛媛県委が要請

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(写真)文科省の担当者に要請する(左から)畑野、田中、林、松田の各氏=21日、国会内

 日本共産党愛媛県委員会は21日、来年4月から今治市に加計学園の獣医学部が新設されるのを前に国会を訪れ、多額の住民負担を伴う新学部設置が疑惑まみれのままでは理解を得られないとして、文部科学省と内閣府に対し情報を開示し説明責任を果たすことなど計16項目を要請しました。要請には林紀子県委員長、田中克彦県議、松田澄子今治市議が参加し、畑野君枝衆院議員が同席しました。

 新学部の総工費192億円に対し、今治市は36億7500万円の土地の無償譲渡と上限64億円の施設整備補助を決め、県に財政支援を要請しています。林県委員長は「疑惑まみれの学部がくることは誰も求めていない。地方の財政、住民の安全が犠牲になってはならない」と説明責任を果たすよう求めました。

 田中県議は「県に情報公開を求めると、国や関係自治体に支障が出るという。国として県が情報公開すると支障が出るのか」とただしました。内閣府の中西良太参事官補佐は「県や市の判断になる」と述べ、支障が出るとは言いませんでした。

 松田市議は「市の職員に官邸で誰に会ったのかと聞いても『それは言えません』と繰り返すばかり。なぜ秘密にしないといけないのか」と疑問を呈しました。中西参事官補佐は「意見・要望があることを内部で協議したい」などと答えました。


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