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2017年11月16日(木)

希望の党の共闘分断を批判

加計疑惑で「私物化」許さず

ラジオ番組 小池書記局長が語る

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 日本共産党の小池晃書記局長は15日、ラジオ日本「岩瀬恵子のスマートNEWS」に出演し、総選挙結果やその中で希望の党が果たした共闘分断と逆流の問題、特別国会での論戦について語りました。

 総選挙の結果について小池氏は「(議席減について)残念な結果」だとしつつ、「この選挙は野党と市民の共闘で勝利しようと呼びかけた」と指摘。日本共産党が67の小選挙区で候補をおろし、困難をのりこえて市民と野党の共闘が進み、「(共闘勢力で)38議席が69議席になり、立憲民主党が野党第1党になった」と強調しました。そして、選挙結果は「“憲法を守らないといけない”“戦争をする国にしてはいけない”という民意が示された」と評価しました。

 岩瀬氏は、希望の党について「民進党と『野党共闘で頑張りましょう』と話が進んできたのに、(希望の党に)突然引っかきまわされた感じでは」と質問。小池氏は「希望の党が“踏み絵”にしたのは、安保法制を認めるか、9条改憲を認めるかという共闘の一番の柱。認めれば共闘はできない。希望の党が出てきて、民進党が合流を決めたことで野党共闘が壊された」と批判しました。

 小池百合子都知事が「創業者責任は終わった」(14日)などと述べ、希望の党の代表を辞任したことについて、小池氏は「会社を立ち上げ、出資者を募り、新会社をやってみたら、大失敗した、そこで逃げだす。まったく無責任だ」と指摘。「(同党は)総選挙で約970万の人から票をいただいた。それで党首を(就任後)50日で辞めてしまう。政治家としても許されない」と批判しました。

 小池氏は、特別国会での論戦について、「森友・加計疑惑」の解明や安倍9条改憲の阻止、くらしの問題について言及。「加計学園」の獣医学部新設の認可について「選挙が終われば何でもありか」「ほとんどの国民は納得していない」と述べると、岩瀬氏は「えー、認可しちゃうの」と応じました。小池氏は「(国政の私物化を)決して許してはいけない。しっかり解明する」と決意を語りました。


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