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2017年10月3日(火)

戦争法廃止へ結集を

市民連合しずおか設立

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(写真)市民連合設立記者会見をする芳賀(中央)、小長谷(その左)の両氏ら=2日、静岡県庁

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合しずおか」(市民連合しずおか)が2日、静岡県庁で設立記者会見を行いました。静岡県での市民連合結成は初めて。安保法制=戦争法廃止、安倍政権・自民党が進める改憲は断固阻止などを掲げています。

 呼びかけ人には、佐藤博明・静岡大学元学長、芳賀直哉・静岡大学名誉教授、原田摂生・日本バプテスト連盟静岡キリスト教会牧師、小長谷保・弁護士をはじめ医師、歯科医師、元シールズなど20人が名を連ねています。

 会見で小長谷、芳賀の両氏は「総選挙の結果次第では憲法改正の発議がされることは確実で、この選挙は立憲主義にもとづく政治を守る最後の機会となりかねない。立憲主義の理念を共有する政党および候補者は、リベラル勢力を結集するという大義のもと、県民に立憲政治と民主主義を擁護する選択肢を提供する努力を尽くしていただきたい」と語り、市民と野党の共闘の推進が喫緊の課題だと説明しました。

 市民連合しずおかは、安保法制廃止などの基本理念に賛同する政党および候補者に対し、候補者一本化の要請を行っていきます。


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