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2017年9月25日(月)

堺市長に竹山氏3選

維新「都」構想に痛打

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(写真)竹山修身市長

 堺市長選挙が24日投開票され、現職の竹山修身氏(67)が、大阪維新の会の元府議、永藤英機氏(41)との激戦を制し3選を果たしました。

 投票箱が閉まって間もない午後8時すぎ、「竹山氏やや優勢」と報じられると、竹山事務所内は「おっ」の歓声と拍手が起き、午後9時すぎに「当選確実」が報じられると大歓声に包まれました。

 最大の争点は維新が隠してでも実現に執念をみせる「大阪都」構想で堺市をなくすか、堺市を守って暮らしと福祉を前に進めるのかでした。「堺はひとつ。堺をなくすな」の一点で政党や団体、個人の垣根を越えた市民共同が大きく広がりました。前回に続き維新候補を打ち破ったことで、再び「都」構想ノーの民意を示し維新政治に痛打を与える結果となりました。

 日本共産党も加わる「住みよい堺市をつくる会」は「『大阪都』構想反対」「維新政治ノー」の立場から、竹山候補を自主的支援。日替わりビラ「日刊 堺はひとつ」を連日配布し、維新の「都」構想隠しやフェイク(ウソ)宣伝に負けない真実を伝え、竹山市政の豊かな実績とビジョンを知らせる宣伝・対話に奮闘しました。

 一方、維新は「都」構想を隠して「停滞か、成長か」などと根拠のない宣伝と「野合」批判・反共攻撃に終始しました。また「既得権益の打破」を掲げながら元維新市議の政務活動費不正使用や森友学園疑惑を語れず、市民の支持を得られませんでした。

 駆け付けた「つくる会」の丹野優事務局長は「大阪府下、全国の支援の皆さんの力と堺の地元の力が結集したオール大阪、オールジャパンの勝利です。維新は『都』構想をきっぱり断念すべきです」と語りました。


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