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2017年8月28日(月)

「野党共闘の源流」京都から 新しい政治をつくろう

京都・円山音楽堂 小池書記局長訴え

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(写真)小池晃書記局長の演説を聞く参加者=27日、京都市東山区

 日本共産党京都府委員会は27日、京都市・円山音楽堂で小池晃書記局長を迎えた大演説会を行いました。野党共闘の発展に力を尽くす学者らが登壇し、府内の衆院全小選挙区予定候補者が勢ぞろい。小池氏が、革新府政時代から京都で受け継がれてきた「野党共闘の源流」にふれ、次期衆院選で共産党の躍進を勝ちとり、野党と市民の共同で新しい政治をつくろうと力強く訴えると、会場いっぱいの参加者が熱烈な拍手で応えました。

 「安全保障関連法に反対する学者の会」の呼びかけ人の高山佳奈子・京都大学教授と、男子学生が連帯あいさつしました。高山氏は「選挙に勝つためには市民プラス野党の共闘が重要になってくる」と述べ、市民と野党のますます強く広い連帯を訴え。男子学生は、高学費やブラックバイトなどの解決に向けて共同を広げる党への期待を語りました。

 自由党、新社会党、緑の党が連帯メッセージを寄せました。

 小池氏は、円山音楽堂で1950年4月3日に開かれた「吉田内閣打倒人民大会」で野党各党の代表とともに蜷川虎三府知事候補が「反共は戦争前夜の声」という歴史に残る演説を行い、その後、蜷川氏が当選して京都革新府政が誕生した歴史に言及。それから67年、野党と市民の共同の力で、立憲主義を否定する安倍政権を必ず打倒する決意を表明すると、大きな拍手が湧き起こりました。

 北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる米朝の緊張について小池氏は、米国のマティス国防長官とティラーソン国務長官が、これ以上の核実験やミサイル発射などの停止を条件に「北朝鮮と交渉する意思がある」と述べたのに、対話を否定する日本政府の異常な態度を批判しました。

 小池氏は、民進党代表選をめぐり「どなたが代表になっても、共闘をさらに発展させていく立場で誠実に話し合っていきたい」と表明。野党共闘を発展させる決定的な力となる共産党を強く大きくしてほしいと呼びかけると、「そうだ」の声が飛びました。

 穀田恵二衆院議員(近畿比例・京都1区予定候補)は、安倍政権のもとでの9条改憲反対を野党4党で合意したと述べ、「野党と市民の共闘以外に政治を変える道は無い」と力を込めました。

 井上哲士、倉林明子両参院議員が司会を務め、井坂博文京都市議団幹事長、長岡京市議選の予定候補者らが決意表明しました。


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