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2017年8月21日(月)

残業代ゼロ許さない

労働弁護団 初の国会前行動

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 労働法制改悪阻止、安倍政権の打倒などを掲げて、日本労働弁護団は19日、はじめての国会前行動を実施し、激しい雨が降りしきる中、2000人の参加者(主催者発表)が「残業代ゼロ法案を許さない」「市民、労働者は連帯して労働法制改悪に反対する」と声をあげました。


写真

(写真)棗幹事長(右端)のあいさつを聞く参加者ら=19日、衆院第2議員会館前

山添氏らあいさつ

 衆院第2議員会館前で主催者あいさつした棗(なつめ)一郎幹事長は、労働基準法改悪案で「残業代ゼロ」制度と時間外労働の上限規制を一括することとあわせて、「同一労働同一賃金」も一括して審議することがねらわれていると指摘。「一括審議に反対し、単独の法案として審議するよう求めていきたい」と語りました。

 ブラック企業被害対策弁護団の市橋耕太副事務局長は、「残業代ゼロ」制度について「ブラック企業の正当化、増殖法案だ」と批判。「かえせ☆生活時間プロジェクト」の圷(あくつ)由美子弁護士は、労働時間規制について「命、健康、人間らしく生きる、生活を守るための防波堤だ」と強調しました。

 雇用共同アクションの黒部清明さん、総がかり行動実行委員会の藤本泰成さんらが訴えました。

 日本共産党の山添拓参院議員、民進党の初鹿明博衆院議員、小川敏夫参院議員があいさつしました。


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