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2017年7月25日(火)

市民と野党の共闘の力

仙台市長に郡氏 喜びの声にわく

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(写真)当選祝いの花束を受け取る郡和子氏=23日、仙台市青葉区

 仙台市長選は23日投開票され、共産、民進、社民、自由の4野党と「市民の会」が全面支援した郡(こおり)和子氏(60)=無=が自民・公明候補を破り、初当選しました。

 投票日翌日の朝刊には「与党系敗北 安倍政権再び打撃」(「朝日」)「政権さらに打撃 野党、共闘態勢に自信」(河北新報)の見出しが躍りました。「与野党総力戦」と報道された市長選で、市民と野党の共闘の力をはっきりと示しました。安倍政権・与党は、東京都議選に続く惨敗です。

 開票を見守った郡氏の選挙事務所には100人以上の支援者が駆けつけ、入りきれなかった人が街頭にあふれました。午後10時すぎ当選確実の一報に割れんばかりの拍手と歓声でわきかえりました。

 青葉区の女性(52)は「国民を『こんな人』呼ばわりする安倍政権、自民党の政治感覚に対する違和感が選挙結果に大きく出た。仙台でも市民は自民党政治ではなく新しい政治を選んだ。心底うれしい」と話しました。

 「郡」コールを受けた郡氏は「この勝利は市民のみなさん一人ひとりの勝利。これから仙台市政を市民共同で進めてまいります」とあいさつしました。

 郡選挙対策本部長の新里宏二弁護士は「市民と各政党、労働組合などさまざまな団体みんなで応援して頑張った結果の当選です」と胸を張りました。

 日本共産党は郡氏と「憲法をくらしにいかす」などの政策を確認し全力で奮闘しました。

 市民と野党は最終盤に1700人の大集会を開き、最後まで共同を広げました。

 一方、会社社長の菅原裕典氏(57)=無・新=を担いだ自民・公明は、選挙中盤、菅義偉官房長官が仙台市入りしましたが街頭には立てませんでした。

 選挙結果は次の通りです。

 当 郡  和子60新 165452

 菅原 裕典57新 148993

 林  宙紀39新 61647

 大久保三代40新 8924

 (投票率44・52%)


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