2017年6月21日(水)
航空管制官増やして
本村氏 人員不足安全脅かす
衆院国交委
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日本共産党の本村伸子議員は7日の衆院国土交通委員会で、航空管制官の業務が増加する一方、人員不足で空の安全が脅かされているとして管制官の増員を求めました。
本村氏は、航空管制官の航空機の取り扱いが1998年時に比べて259万機増加する一方、管制にかかわる職員が全体で668人減少し、管制官は09年のピーク時から77人も減っていると指摘。管制官削減により安全面へのリスクが増えたとする中部国際空港(愛知県)の実態を紹介し、休むことなく管制業務を続ける場合もあり現場から悲鳴が上がっていると訴えました。
石井啓一国交相は「勤務実態の把握に努め、必要な体制を確保していきたい」と答えました。