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2017年5月29日(月)

「共謀罪」法案にノー

今こそ立ちあがる時

東京・新宿 市民連合・総がかり実行委 大街宣

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(写真)「安倍政権を倒そう」の訴えに声援を送る人たち=28日、東京・新宿駅西口

 市民と野党による大街頭宣伝が28日、東京・新宿駅前で行われました。学者、ママ、若者、弁護士、著名人、野党の代表が次つぎとスピーチ。「共謀罪」法案を廃案にするために力をあわせようと訴えると、聴衆から「そうだ」の声があがりました。主催は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)と「総がかり行動実行委員会」です。

 主催者を代表してあいさつした、立教大学教授の西谷修さんは「安倍政権がやっていることは政治の私物化だ。これが国民に『戦争をさせる国』の実態です。いまこそ私たちが国のため、国民のために立ちあがり、声をあげるときです」

 「共謀罪」法案について、弁護士の山田聡美さん(28)がスピーチしました。「テロは武力行使ではなくせません。テロを防ぐためには、米国の軍事攻撃に関わらないことが必要です。この法案は、安倍政権が進める戦争への道の一つであり、それではかえってテロを呼び込んでしまいます。絶対に反対です」

 最低賃金1500円などを求めて活動する「AEQUITAS」(エキタス)のメンバーで大学3年生(21)は「国会での政府答弁は本当にひどい。言葉を壊し、うそをつき続ける政権に怒りを覚えます」と強調。より良い社会にするため一緒に声をあげようと訴えました。

 民進党の有田芳生、日本共産党の吉良よし子、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一の各参院議員があいさつしました。

きょう国会行動

 「総がかり行動実行委」などは29日正午から、参院本会議での「共謀罪」法案審議入りに対して国会議員会館前で行動します。


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