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2017年4月28日(金)

「赤旗」考 (下)

政権批判と取材力 圧倒的な「独自性」

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 一方で歯止めのない暴走政治を進めつつ、他方で全面的なモラル崩壊に陥っている安倍政権―「戦後最悪」といわれるこの政権に対して、根源をつく容赦ない告発と批判を続けているのが「しんぶん赤旗」です。

 そこに注目したのが、「しんぶん赤旗と聖教新聞 あなたの知らない『2大機関紙』の世界」と題する『週刊ポスト』(5月12日号)の特集です。

 「最近の新聞はみな独自の取材も視点もなく、『金太郎飴』のようで面白くない……そんな不満をよく耳にする。そんななか、圧倒的な独自性を発揮する2紙がある」

 同誌が注目した「しんぶん赤旗」の「独自性」とは―。

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 「一般の報道機関にはない視点や角度とは、今でいえば振り切った『安倍政権批判』である」

 例にあげたのが4月13日付の紙面。1面で「安倍政権 “重大問題にはフタ”で新たな暴走 『共謀罪』衆院通過狙う」、2面で「厚労委に差し戻せ 介護保険法等改悪案 委員長に共産・民進」、3面で「『森友』疑惑 国政私物化という構図」はじめ4テーマを扱った安倍政権批判の特集です。

 「両論併記を旨とする一般紙では考えられない強い論調で政権批判に邁進(まいしん)している」

 同誌は、「赤旗を読めば共産党が今どんなことで与党を批判しようとしているかがよくわかる。…(森友学園問題の追及キャンペーンなど)問題の論点整理をするのに一番参考になった」という自民党ベテラン秘書のコメントを紹介しています。

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 同誌がもう一つ注目したのは、「全国紙が後追いする赤旗のスクープ力」「全国紙をも上回る取材力」です。

 田中金脈追及、偽装請負追及、九電のやらせメール、稲田防衛相の白紙領収書疑惑などの歴史に残るスクープも振り返りながら、「赤旗」は「情報源でありライバルである」「記者たちも常に抜かれていないか、チェックしています」という全国紙記者の話も紹介しています。

 「振り切った安倍政権批判」と「全国紙を上回るスクープ力、取材力」―その源泉はどこにあるのか。

 タブーがない、大企業の広告がない、権力との癒着ももちろんない。あるのは、党綱領に凝縮された明確な路線と変革の立場、どんな弾圧や迫害に負けずに真実の報道を貫いてきた歴史、全国に張り巡らされた草の根の組織と「赤旗」ネットワーク。

 日本共産党の機関紙であり、国民共同の新聞―ここに「赤旗」力の源泉があります。

 (陽)


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