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2017年2月12日(日)

戦前回帰止め憲法守ろう

「建国記念の日」 東京で反対集会

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(写真)「建国記念の日」に反対して開かれた2・11集会=11日、東京都中央区

 「建国記念の日」に反対し施行70年の日本国憲法を守りぬこうと「2・11集会」が11日、東京都内で開かれました。歴史研究団体などでつくる「『建国記念の日』に反対し思想・信教の自由を守る連絡会」の主催で、約260人が参加。全国各地で同様の集会が開催されました。

 東京歴史科学研究会の高田雅士氏が開会あいさつ。戦前の「紀元節」を復活させた「建国記念の日」は「非科学的で、主権在民にも反する」と指摘。11月3日の「文化の日」を「明治の日」に変える動きが本格化する中、戦前回帰を止める運動を呼びかけました。

 憲法会議代表幹事の川村俊夫氏が講演。第2次大戦後、世界各国の憲法は戦争違法化をめざす条項を取り入れてきたと解説。中でも戦力不保持をうたう日本国憲法は、米法学者もその先駆性を示していると述べました。

 3団体の代表がリレートーク。軍学共同反対連絡会の多羅尾光徳氏は「教え子に軍事研究をさせない」と訴えました。東京都教職員組合の糀谷(こうじや)陽子氏は、新学習指導要領などで教育介入を強める安倍政権に抗すると決意表明。「慰安婦」問題で吉見裁判をたたかう永山聡子氏が、取り組みを報告しました。「憲法の理念が生きる社会をつくろう」と訴えるアピールを採択しました。


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